トラブルシューティング・よくある質問
32bitパソコンでMIIDELを使用したい
MIIDELはVer5より64bit専用のシステムです、ご使用の場合は64bit環境で使用をお願い致します
先日までMIIDELは普通に使えたのですが、突然ログインできなくなりました。どうすればよいですか?
“C:\ユーザー\【ユーザー名】\AppData\Roaming\Miidel7”のフォルダを削除してください
この操作を行うとライセンス情報も削除されますので、再度ライセンス情報の入力が必要となります
正しいライセンス情報を用意してから操作を行ってください
高解像度なTIFFファイルやPDFファイルを表示しようとすると、MIIDELが終了してしまう
解像度が高くて画素数が多いTIFFファイルやPDFファイルを開くと、動作が不安定になります
MIIDELは図面1枚を1枚の画像として処理を行いますので、上記同様時間がかかってしまいますが、そのような場合は、解像度を下げてご使用ください
PDFデータを作成する際や、複合機からスキャンする場合など通常解像度でのご使用をお願いします
TIFF画像とPDF画像を読み込む際、「読み込み可能なページサイズを超過しています。DPIを下げるまたはグレースケールでの読み込みをお試しください。」というエラーが表示されるが。サポートされる最大サイズはいくつですか?
サポートされる最大サイズは2の30乗[px]までとなっております
このサイズを超える場合、エラーメッセージが表示されることがあります
その際は、お手数をおかけしますが、解像度を下げるか、グレースケールモードでの読み込みを試してください
PDFを読み込みたいですが、エラーが出ており、読み込むことができない、どうすればいいですが?
使用しているPDF編集ソフトの問題が考えられます
読み込めないデータがあった場合、お手数ですが、一度Windowsに標準で搭載されている「Microsoft Print to PDF」を使用して再度PDF化していただくか、最新のMIIDELバージョンでお試しください
高解像度のデータや特大サイズのデータを比較しようとした際にどのような問題が有るのか
処理速度が落ちてしまうため以下の処理に問題もしくは動作が極端に遅くなります
- ドラッグして移動(パン)が出来ない場合が有ります
- 歪み補正、レイヤ補正その他の補正機能の処理がパソコンのスペックにもよりますが1時間程かかる
歪み・レイヤ補正の際どのようなデータが比較の処理が早くて、どのようなデータが比較の処理が遅いのか
-
【比較が早いデータ】
- 線がメインの図面・書類
- A4などの用紙サイズが小さなデータ
- 空白部分が多いデータ
30m × 5mなどの原寸図でも、空白が多く線が主体の物であれば処理は早く、また比較も可能ですCPUの処理性能が高く、メモリの容量が多いPCで比較を行う場合は処理が早くなります -
【比較が遅いデータ】
- 高解像度でスキャンしたデータ
- 文字が多い図面
- 1枚当たりの画像容量が大きなデータ
パソコンのCPUが低速で、メモリが2~8GBなど少なく、ストレージがHDDのような環境の場合、処理に時間が掛かったり比較できるデータが小さくなったりします
比較処理にはどれくらい時間がかかりますか?
使用するパソコンのCPUやOSの設定、また利用状況によって処理時間は大きく変わります
目安として以下をご確認ください
- Intel Core i7 1185G7 の場合
- Intel Core i5 1035G1 の場合
作業 | 時間 |
---|---|
A3 15ページ 72dpiでの読み込み | 4秒 |
上記の比較処理 | 3秒 |
A3 15ページ 192dpiでの読み込み | 14秒 |
上記の比較処理 | 13秒 |
A3 1ページ 192dpiでの歪み補正 | 6秒 |
A3 1ページ 192dpiでのレイヤ補正(要素の位置合わせ) | 18秒 |
作業 | 時間 |
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A3 15ページ 192dpiでの読み込み | 32秒 |
上記の比較処理 | 18秒 |
A3 1ページ 192dpiでの歪み補正 | 13秒 |
A3 1ページ 192dpiでのレイヤ補正(要素の位置合わせ) | 14秒 |
レイアウト補正を適用しても、うまく比較出来ない
変更前に1つしかないパーツが、変更後に複数ある場合、もしくは同じようなパーツが前後どちらにも複数ある場合自動で補正が出来ず比較出来ない場合が有ります
文字のカスレ・線カスレが多いスキャンデータや、大きさが極端に異なるデータの場合部分補正が出来ない場合があります
部分補正を行う際に、選択した範囲の間隔が異なる場合、別物と判断され自動補正が出来ませんので下記の場合はそれぞれ別々での範囲選択を行ってください

間隔が狭い

間隔が広い
アンチウィルスソフトウェアによって、MIIDELの実行に必要なファイルが検疫されている
リアルタイム保護により未知の問題を引き起こす可能性のあるファイルとして隔離される場合が有りますが、その場合は隔離されたファイルを元に戻し、セーフリストに登録していただく必要があります
上記の場合お手数ですが、ご使用中のアンチウイルスソフトの操作マニュアル・お問い合わせもしくは貴社システム担当者様へご確認をお願い致します
保存したファイルを自動的に暗号化するなどのセキュリティソフトによって、MIIDELの実行に必要なファイルが暗号化されてしまい、MIIDELが起動出来ないという問題が発生した事例が有ります
暗号化の設定を外していただくか、暗号化されていないフォルダにMIIDELをインストールし、同様にデータファイル、保存ファイルも暗号化されていない場所での使用をお願いします
MIIDELの操作界面が画面サイズより大きく表示され、正常に操作できない場合、どのような設定を行えばよいですか?
MIIDELの表示設定に関して、「ディスプレイ」設定の「拡大縮小とレイアウト」設定を150%以下に設定していただくことをおすすめします
150%を超えると、操作界面が正しく表示されないことがあります
オフライン利用期限超過のメッセージが表示されました。どうすればよいでしょうか?
MIIDELがオンライン状態でライセンス状況を確認する必要があります
お手数ですが、再度、オンライン状態で一回登録を行ってください
MIIDELを使用中に「利用数の上限に達している」というエラーが表示されるが、どのように対処すればよいですか?
MIIDELを使用している際に正常に終了しなかった場合、30分間の利用状態が継続されることがあります
そのため、他の利用者がいない状況でも、このメッセージがまれに表示されることがあります
お手数ですが、現在の利用中・起動中のユーザーの数を再度確認していただき、その後再度操作をお試してください
アドレスとポートに何を入力すればよいのかわからないのですが、教えていただけますか?
こちらは御社でご利用されているプロキシサーバーのアドレスとポート番号を入力する箇所となります
また、プロキシサーバーに対するユーザー認証情報も必要に応じて入力が必要です
さらに、api.miidel.comへのアクセス許可も必要です
具体的な入力内容やapi.miidel.comへのアクセスが可能かどうかについては、御社のシステム管理者に確認していただくようお願いします
プロキシサーバーの設定を変更した後、オンライン状態であるにも関わらずMIIDELがオフライン状態として表示され、通信テストに失敗する場合、どのように対処すればよいですか?
まず、MIIDELに設定した設定項目を確認してください
それでも問題が解決しない場合は、“C:\ユーザー\【ユーザー名】\AppData\Roaming\Miidel7”のフォルダを削除してください
ただし、この操作を行うとライセンス情報も削除されますので、再度ライセンス情報の入力が必要となります
正しいライセンス情報を用意してから操作を行ってください
MIIDELをアップデートしたり、パソコンを変更した際に、ライセンス移行に関してどのように対処すればよいですか?
ライセンスの移行を行う際には、旧パソコンでライセンスの解除を行った後、新しいパソコンでMIIDELを新たにインストールし、登録を行うことが可能です
MIIDELのバージョンによっては、自動でライセンスの引き継ぎができないことがあります
具体的には、MIIDEL5から6への直接の引き継ぎはできません
MIIDEL5から7へもできません
ただし、MIIDEL6から7への自動引き継ぎは可能です
フローティングライセンスの場合は管理画面から該当の無効化にして頂いた後、新しいパソコンでライセンスを登録することで、再び利用できるようになります
比較処理の初期設定をデフォルトとして設定変更は可能でしょうか?また変更した際、次回実行時は変更内容が反映されていますか?
各設定はクライアントPCでMIIDELを操作することでのみ変更可能です
また比較処理で保存されるパラメーターは「読み込み解像度」「比較結果の色表示」「自動並び替えの設定」のみです
設定画面の「DocuWorksからの変換時の解像度」と「新規読み込み時の解像度設定」について、どう理解すればいいですが?
DocuWorksからの変換時の解像度では600dpiで「新規読み込み時の解像度設定」が300dpiにすると、これは「DocuWorksデータを600dpiで比較できる形式に変換したあとにMiidelとしては改めて300dpiで取り込んで比較している」ということになります
MIIDELを利用するパソコンを別のものに変更したい。どうすればいいですか?
ライセンスはクライアントアプリ上からログアウト・別のパソコンへのライセンス認証が可能です
詳細は本マニュアルの「ライセンス認証・ログイン」ページに掲載しています
※ライセンスの切り替えは、1か月に1回まで可能です。
モデル形状は変更してないがレイアウト配置変更としてサイズ縮小(1:1から1:2のビューに縮小)した場合、この変更は「差異として検出」「形状変更なしとして検出しない」を手動で切替えする機能はありますか?
レイアウトを変更した場合は、「レイヤ補正」を使って自動的に配置変更を検出するか「切り抜き」を使って、手動で位置を修正する必要があります
拡大縮小が行われている場合は近々実装される予定の切り抜きパーツの拡大縮小機能で、サイズを合わせる必要があります
比較する際、CADから直接変換したPDFデータを使用と紙スキャン(PDFデータ)もしくはCADから直接変換したPDFデータを使用します。このとき比較結果は同じになりますか?(同じ結果になるように紙スキャンの微小ズレを補正することは可能でしょうか?)
紙図面をスキャンした際の文字切れ・線切れが差分として検出される場合があります
紙スキャンの微小ズレは[ずれ補正][線幅変更]などで調整可能です
ファイル形式による比較結果の違いはありますか?
ファイル形式によって差分結果が変わることはありません
ただし、CADデータからPDFやTIFFに変換する際に違いが生まれる可能性があるため、細かな部分(文字や図形のフチの滲みなど)が違いとして検出される可能性があります
これらはずれ補正機能で変更なしとして扱うことができます
微小ズレの差異の検出範囲はどの程度ですか?また検出範囲の設定は可能でしょうか?
「ずれ補正」にて0~3pxまで検出範囲の設定が可能です
線種の異なりや線幅の変化は、差異として認識しますか?もしくは差異と認識しない設定は可能でしょうか?
「ずれ補正」にて0~3pxまで検出範囲の設定が可能です
比較結果はPDFやHTML等で出力可能でしょうか?それともアプリケーション上でのみ閲覧可能でしょうか?
比較結果はPDFファイルでの出力が可能です
またHTMLへの出力機能についても今後追加を予定しております
比較実行後に出力されたファイルをアプリケーション上で閲覧する場合でもライセンスは必要でしょうか?
MIIDEL上で閲覧する場合もライセンスが必要です
PDFで出力した場合は、ライセンス未所持のユーザー様でも比較結果の閲覧が可能です
DocuWorksファイルを読み込むことはできますか?
MIIDELではDocuWorksファイルを開くことができます ただし以下の条件を満たしている必要があります
- DocuWorksファイルを開くためには、富士フイルムビジネスイノベーションが提供するDocuWorksがインストールされている必要があります
- MIIDELはDocuWorksの最新版でのみファイルの読み込みをサポートしています
そのため、DocuWorksをご利用の際は、常に最新版を使用してください - DocuWorks Viewer Lightではファイルの読み込みに対応していません。DocuWorksの完全版が必要です
DocuWorksのサポート情報
バージョン | サポート情報 |
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DocuWorks 9.1 | DocuWorks 9.1は「DocuWorks 9」(バージョン9.0)とは別商品であり、DocuWorks 9とは別製品のためサポートは継続(現状最新のバージョン) |
DocuWorks 9.0.6 | 2025年3月31日をもって終了 |
DocuWorks 8.0.12 | 2024年3月31日をもって終了 |
DocuWorks,またDocuWorks Viewer Lightは富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の登録商標または商標です